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リゾートバイトは社会保険に加入できる?|加入したい方・加入したくない方どちらも必見です

リゾートバイトは社会保険に加入できる?|加入したい方・加入したくない方どちらも必見です

リゾートバイトをしたら社会保険に加入できるのか?また、加入したくない場合はどうしたら良いのか?今回は、リゾートバイトと社会保険に関するあれこれを詳しく解説していきます。

01.リゾートバイトとは

リゾートバイトとは、北海道から沖縄県まで全国各地の観光地・リゾート地に住み込みで働くお仕事のことで、ホテルや旅館を始め、グランピング施設やテーマパーク、飲食店、スキー場などさまざまな求人があります。ほとんどの求人が未経験の方やブランクのある方も大歓迎で、お仕事内容は現地のアルバイト・パートの方や派遣スタッフさん、社員さんが優しく教えてくれるので初心者でも安心して始められます。

リゾートバイトや住み込みバイトは、学生さんや20代の若い方が多いイメージがある方もいるかもしれませんが、Jobチケットは40代50代まで幅広い年齢層のスタッフさんが在籍しています。

また、リゾートバイトの雇用形態は、派遣(派遣会社の雇用)と紹介(勤務先の直接雇用)があり、派遣の場合は各派遣会社の福利厚生や制度をご利用いただけます。

では早速、リゾートバイトと社会保険の関連性について見ていきましょう。

02.社会保険について知る

社会保険とは、病気やケガ、出産、死亡、失業など事態に遭遇した際に、一定の給付を行い、生活の安定を図ることを目的とした国の公的な保障制度です。つまり、「もしも」の事態に備えた制度で、全5つの制度で構成されています。

5つの制度について、1ずつ詳しく解説していきます。

2-1.健康保険

健康保険は、病気やケガなどのよって生じる経済的な負担をお互いで支え合うことを目的としています。すべての国民が何らかの医療保険に加入しており、お互いの医療費を支え合っています。

健康保険のおかげで医療費の自己負担額が少なくなり、医療費の3割を支払えば医療サービスを受けることができます。これは、健康保険に加入し、健康保険料を納めているから受けられるサービスなので、保険料を納めておらず保険証がない場合、医療費10割すべて自己負担となります。

加入の対象者は以下の4つの条件すべてに当てはまる方です。※赤字は特に短期求人もあるリゾートバイトにおいて、社会保険加入の鍵を握る重要なポイントです。

・1週間の所定労働時間が20時間以上
・2ヶ月を超える雇用の見込みがある
・学生ではない
・給与が月額88,000円以上

また、2024年10月に加入対象者の範囲が広がり、「従業員数51人以上の企業にお勤めの方」が社会保険(健康保険・厚生年金保険)の対象となります。

自分が対象なのかいまいち分からない…という方は、是非厚生労働省の【YouTube】1分でわかる!「社会保険加入対象」解説動画をご覧ください。

2-2.雇用保険

雇用保険とは、労働者の失業時や継続的な雇用が困難な場合に、労働者の生活と雇用の安定を図ることを目的としています。失業して収入がなくなった際や一時的に働けなくなった際、再就職を促進する為に”失業給付”を支給し、いち早く安定した生活ができるようにします。

雇用保険は以下の2つの条件を満たしていると加入必須となり、「加入したい」「加入したくない」の希望に関係なく、条件を満たすと加入は必須です。

・1週間の所定労働時間が20時間以上である
・31日以上の雇用見込みがある

2-3.厚生年金保険

厚生年金保険に加入していれば、退職後65歳から年金を受け取ることができます。厚生年金保険の適用を受ける事業所に勤める、70歳未満の会社員と公務員が加入する公的年金制度です。

対象となる会社員と公務員は、雇用主と折半で保険料を負担する仕組みで、会社員・公務員以外であっても、下記条に該当する場合は厚生年金加入が義務付けられています。

また、厚生年金保険の加入対象者は健康保険と同じ以下の5つです。

・1週間の所定労働時間が20時間以上
・2ヶ月を超える雇用の見込みがある
・学生ではない
・給与が月額88,000円以上
従業員数51人以上の企業に勤める

厚生年金に加入している人は、日本国内に住む20歳以上、60歳未満のすべての人が加入している国民年金にも同時に加入している為、老後に受け取ることができる給付額が多くなる仕組みです。

2-4.労災保険

”労災”という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。労災保険とは、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷・障害・疾病・死亡に対して、労働者やその遺族の為に必要な保険給付を行う制度です。

労災保険における”労働者”とは、「職業の種類を問わず、事業に使用される者で賃金を支払われる者」を指し、労働者であれば正社員も派遣もアルバイト・パート等雇用形態は関係ありません。その為、労災保険の加入条件は以下の通りとなります。

・雇用形態や職業を問わず、事業に使用される者で賃金を支払われる者

また、支払いは全額事業主(会社)負担です。

2-5.介護保険

介護保険とは、65歳以上の高齢者又は40~64歳の特定疾病患者の内、介護が必要になった人を社会全体で支える仕組みです。

03.リゾートバイトは社会保険に加入できる?

結論、リゾートバイトは社会保険に加入できます。加入条件を満たした方は必ず加入しなくてはなりません。

「加入を希望する」「希望しない」を選択するのではなく、加入したいのであれば加入条件を満たしたリゾートバイトをする、加入したくなければ加入条件を満たさないリゾートバイトをする、ということです。

04.リゾートバイトで加入が必要なケース

社会保険の加入において、それぞれ「加入したい」「したくない」などご希望があると思いますが、どんなリゾートバイトを選べば加入の対象となるのか。

加入条件は以下の通りです。

・所定労働時間、所定労働日数が、正社員の4分の3以上
・雇用期間が2カ月以上

近年、正規雇用労働者(正社員)と非正規雇用労働者(アルバイト・パート・派遣社員)との間で待遇差を無くそう、という同一労働同一賃金の動きが見られ、労働時間や労働日数は正社員とリゾートバイトの派遣社員との間に大きな差はありません。

その為、社会保険に加入したい人もしたくない人も、リゾートバイトを始める前に見ておくポイントは、2つ目の就業期間です。リゾートバイトは、1週間~2週間程度や1ヶ月程度など2カ月未満の短期求人もあり気軽に働くことができる点が魅力の一つですが、雇用期間が2カ月未満の場合、社会保険加入の対象にはなりませんので、ご注意ください。

05.リゾートバイトで加入しないケース

加入条件に満たないリゾートバイトを探せば、社会保険に加入せずに働くことができます。加入の対象とならないのは、以下のケースです。

・雇用期間が2カ月未満
・4ヶ月未満の季節的業務での雇用

つまりは、2ヶ月未満の短期リゾートバイトであれば加入の対象にはなりません。ただ、この場合も雇用保険は加入となります。雇用保険の加入条件は、「雇用形態や職業を問わず、事業に使用される者で賃金を支払われる者」でしたね。

2つ目の季節的業務とは何か。これは、通年営業しているわけではなく季節限定の業務のことで、冬だけ営業しているスキー場などのことを指します。季節的業務の場合は、4カ月以上の勤務で加入対象となる為、スキー場でリゾートバイトがしたい!社会保険に加入したい!という方は2ヶ月では加入の対象にはならない為要注意です。詳しくは、お気軽にコーディネーターまでお尋ねください。

06.まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。今回は、リゾートバイトの社会保険加入についてご紹介しましたが、少し難しい内容なので、ご不明な点等ございましたらお気軽に担当コーディネーターへご相談ください。応募前に社会保険についてのお問い合わせだけでも大歓迎です。また、2024年12月から従来の健康保険証が廃止され、マイナンバーカードを健康保険証として使用する「マイナ保険証」が主流になります。マイナ保険証については、また後日記事をUPするので、お見逃しなく!

Jobチケットのリゾートバイトは、交通費支給があるので交通費を気にせず全国各地からお好きな勤務地を選ぶことができ、職種も接客業務から裏方業務までさまざま。寮はほとんどの求人が個室寮完備で、部屋内にお風呂やトイレが付いた完全個室寮やWi-Fi付きの寮もあり、快適なリゾートバイト生活を過ごせます。中には時給1300円以上の高時給求人や車通勤・バイク通勤OKの求人、主婦や学生歓迎の求人など好条件リゾートバイトが揃っており、お仕事探しから勤務終了まで担当コーディネーターがしっかりサポートしますので初心者でも安心してご勤務いただけます。また、リゾートバイトはシフト制で休日には旅行気分で観光やご当地グルメを満喫するのもおすすめです。まずは話を聞いてみるだけでもOK!お気軽にご応募・お問い合わせください。

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