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仲居の仕事内容|1日の流れとやりがい・大変なこと

仲居の仕事内容|1日の流れとやりがい・大変なこと

今回は、旅館で働く仲居さんのお仕事について、ご紹介します。旅館内の接客から裏方まで幅広い業務を担う仲居のお仕事は、お客様との距離が近く、接客経験のある方や人と関わるのが好きな方におすすめです。

 

01.仲居の仕事内容をご紹介

着物や作務衣など和服を着て働く仲居のお仕事は、お客様のお出迎えやお見送りをメインに、旅館内の全般業務を担います。

1-1.お出迎え・お見送り

ホテルのフロントのような役割で、到着したお客様を笑顔で出迎えます。チェックインを済ませた後はお客様の荷物を預かりし、お部屋へのご案内や館内の案内、お食事の時間の確認等を行います。旅館の第一印象を決める重要な業務なので、明るく爽やかな笑顔で出迎えることが大切です。また、翌朝お客様が出発される際には、「また来たい」と思っていただけるよう最後まで心を込めて見送りましょう。

1-2.食事の提供

当日の夕食と翌日の朝食の提供は、旅館により客室で食事を提供する”お部屋出し”とお客様がレストラン会場まで足を運び提供するパターンがあります。料理の配膳、下膳がメインで、お客様の食べるペースを見て最適案タイミングで提供していくのがポイントです。また、料理の説明をすることもあるので、最初覚えるまでは少し大変ですが、毎日の業務なのですぐに慣れます。

1-3.布団の準備

接客だけでなく、お客様が部屋を不在にしている間にお布団を敷くのも仲居の重要な業務のひとつ。清潔な布団をピシッと綺麗に準備しましょう。

1-4.清掃

お客様がチェックアウトした後、次のお客様がチェックインするまでの間に客室の清掃を行います。最近は、清掃の専門業者に委託する旅館も増えていますが、仲居が担うこともあり、前のお客様がいたことを感じさせないよう綺麗に清掃します。

02.仲居の1日の流れ

仲居の1日の流れをご紹介します。

仲居は、たすき掛けシフトという、ホテルのフロントやレストランサービスなど他の職種にはない珍しいシフト形態です。

たすき掛けシフトとは…
夕方にお客様をお出迎えするところから、翌朝お見送りしお部屋の清掃をするところまでを1回の勤務として捉えます。ホテルのレストランサービスや調理スタッフ、洗い場スタッフの中抜けシフトと似ていますが、たすき掛けシフトは夜から翌朝までが1セットとなった珍しいシフトです。

●06:00 出勤
      ↳指定の制服に着替え朝の業務開始。

●07:00 朝食の提供
      ↳担当のお客様の希望時間に合わせて提供します。

●10:00 お見送り・清掃・退勤
      ↳お客様を見送りここで担当も終了です。

~休憩~

●16:00 出勤・お出迎え
      ↳業務開始。担当のお客様を出迎え客室へご案内。

●18:00 夕食の提供
      ↳料理の提供。朝食より品数が多いので順番に提供していきます。

●20:00 布団の準備
      ↳お客様が温泉を利用している間に布団を準備。


03.仲居に向いている人の特徴

3-1.接客が好きな人

仲居のお仕事は、お出迎えから翌朝のお見送りまで自分が担当するお客様に付いて業務を進める為、お客様との距離が近く、コミュニケーションを取る機会も沢山あります。沢山のお客様と関わるというよりは、担当のお客様としっかり関わるので、”狭く深く”というイメージです。だからこそ、お客様に名前を覚えてもらい仲良くなれることもあります。仲居のお仕事は接客業務から裏方業務まで幅広く、未経験には難しいというイメージがある方もいるかもしれませんが、ホスピタリティ精神と笑顔がある方なら初心者でも大歓迎です。

3-2.体力がある人

仲居は、旅館内を動き回っていることが多く1日中立ち仕事です。食事の提供で重たい御膳を運んだり、布団の上げ下げもあるので、体力は必須です。

3-3.語学を活かしたい人

お客様と密にコミュニケーションを取る場面が多い仲居のお仕事は、外国人観光客の方が来た際に語学力を活かすことができます。留学経験のある方はもちろん、リゾートバイトでお金を貯めてこれから留学やワーホリに行きたいという勉強中の方にもおすすめです。アジア圏の観光客も多いので英語だけでなく、中国語や韓国語も活かせますよ。

上記のいずれかに当てはまる方は、是非旅館の仲居に挑戦してみてください。接客業務から裏方業務まで全般的に担当する仲居のお仕事は難しい、初心者にはしんどいというイメージがある方もいるかもしれませんが、しっかりと研修がありお仕事内容は現地のアルバイト・パートの方や派遣スタッフさん、社員さんがしっかり教えてくれるので安心して始められます。

04.仲居のやりがい

仲居のやりがいやメリット、楽しいところをご紹介します。

4-1.お客様に覚えてもらえる

仲居は、お出迎えから翌朝のお見送りまで一貫して担当することが多く、ホテルや旅館の数ある職種の中で最もお客様と深く関わることができるお仕事です。お客様に名前を覚えてもらい、お見送りの際に「○○さん、ありがとう」と直接お礼の言葉をいただけることや、リピーターのお客様からご指名をいただくことも。お客様の喜ぶ顔や感謝の言葉は、一番のやりがいになります。

4-2.スキルアップできる

仲居のお仕事は、正しい言葉遣いや姿勢、マナー、臨機応変に対応する力、コミュニケーション能力などさまざまな事が身に付き、次の就職活動や転職活動など全く別の業界でも経験を活かすことができ、自信に繋がります。また、接客業務から裏方業務まで幅広い業務を経験することができるので、引き続きホテル業界や旅館で働きたい、正社員になりたいという際に、自分の挑戦してみたい職種を自由に選択でき将来のキャリアアップも目指せます。

4-3.語学を活かせる

旅館には多くの外国人観光客の方が訪れます。外国人観光客の方にとって、日本に来て言語の壁にぶつかる不安がある中で、従業員とスムーズにコミュニケーションが取れることは安心材料となり、滞在をより楽しんでもらうことができ「あなたのおかげで助かった」「次日本に来たらまたここに泊まる」など嬉しい感謝の言葉が貰えることも。

05.仲居の大変なこと

お客様と密に関わり、幅広い業務に携わることができるやりがいたっぷりの仲居業務ですが、覚えることが多く慣れるまでは大変な部分もあり「仲居は未経験には難しい」「きつい」と言われる要因になっています。

5-1.覚えることが多い

仲居のお仕事は、業務内容から館内の設備や場所、周辺環境の情報まで覚えることが多く、最初は苦戦するスタッフさんも沢山います。先輩スタッフと比較して最初はできない、ついて行けないのは当然のことなので、一つ一つ覚えて慣れていきましょう。周辺環境に関しては、休日に自分自身がその地に観光に来た気分で実際に散策してみるのもおすすめで、Jobチケットのリゾートバイトなら給料日を待たずに働いた分の給与を受け取ることができる便利な前払いサービスがあるので、赴任してからすぐにお財布のことを気にせず周辺の観光を楽しむことができます。

5-2.丸1日の休みが少ない

02.仲居の1日の流れでご説明した通り、仲居はたすき掛けシフトの為、朝から夜まで丸1日の休日は2連休でない限りありません。朝にお客様を見送りし清掃なども済ませ退勤したお昼頃から、翌日お客様をお出迎えするお昼頃までの日付を挟んだ「午後+翌日の午前」が1日の休日となります。

5-3.着替えに時間がかかる

仲居のお仕事は、制服が着物のことが多く着替えに時間がかかります。本式着物の場合、着付けを一から覚える必要があり、慣れるまでは30分~1時間程度かかってしまうことも。もちろん着方は先輩スタッフや女将さんが教えてくれるのでご安心ください。また、近年二部式着物の制服も増えており、本式着物とは違いスカートとシャツに分かれている為着付けを覚える必要もなく簡単に着替えられます。勤務先により制服は異なるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

06.まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。今回は、仲居のお仕事についてご紹介しました。仲居のお仕事は、接客業務から裏方業務まで幅広く、初心者には難しいイメージがある方もいるかもしれませんが、Jobチケットのリゾートバイトなら未経験の方も大歓迎!時給1300円・1400円の高時給求人も多く、2.3ヶ月の短期で始められます。

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