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転職活動において、履歴書は自分をアピールするための最初の一歩です。しかし、多くの人が履歴書の正しい書き方について不安を抱えがち。履歴書の作成は単なる情報の記載ではありません。採用担当者に好印象を与え、自分の強みを効果的に伝えるために、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
そこで今回は、履歴書を作成する前に知っておくべき基本ルール、具体的な書き方まで詳しく解説!Jobチケットでは履歴書不要でご応募いただけますが、基本ルールを理解すれば、住み込みバイトをするうえで自分の強みを明確にする指標として役立ちます。正しい履歴書作成のステップを踏まえて、転職成功への第一歩を確実に進めましょう。
01.履歴書を準備する前に知っておくべき基本ルール
1-1.西暦・和暦の統一
履歴書を書く際には、西暦と和暦のどちらを用いるか統一することが重要です。履歴書の中で西暦と和暦が混在していると、職歴や学歴を確認する際に採用担当者が混乱する可能性があり、正確性が損なわれる可能性があります。
日付の一貫性は「信頼性」にもつながるため、一貫性を保つよう気をつけましょう。
1-2.必要な項目の洗い出し
履歴書を書く前に、記載すべき項目を洗い出すとスムーズです。基本的な項目としては、氏名、住所、連絡先、学歴、職歴、資格、志望動機、自己PRなどが挙げられます。具体的な経験やスキルについて記載する際には、応募先がどのようなポイントを重視するか理解しておくことも重要です。これにより、採用担当者が知りたい情報を整理したうえで、履歴書を作成することができます。
1-3.履歴書のフォーマットについて
履歴書のフォーマットにはいくつかの種類があります。一般的に使用されている市販の履歴書などや、厚生労働省が推奨する履歴書テンプレートなどです。フォーマットそれぞれにメリットがあり、採用担当者に自身の強みを分かりやすく伝えるために、は自分に適したものを選ぶことが効果的です。
参考:厚生労働省 履歴書様式例
02.履歴書の具体的な書き方
2-1.基本情報欄の書き方
基本情報欄には、氏名、住所、生年月日、連絡先などを記入します。氏名は、戸籍に登録されている正式名を書いてください。住所には郵便番号やマンション名も忘れずに記入します。生年月日は履歴書全体の表記と統一させ、西暦または和暦で記入。連絡先には、日中に連絡が取れやすい電話番号とメールアドレスを記入します。なお、在職中の場合は職場で使用しているメールアドレスを書くことは控えましょう。
2-2.学歴・職歴欄の書き方
学歴・職歴欄は、過去の学歴や職歴を年代順に記載します。まず学歴から1行目の中央に「学歴」と明記し、2行目から入学・卒業した学校名や学部、学科などを記入します。また、学歴について明確な決まりはありませんが、「高校卒業」から書くのが一般的です。
次に職歴を記載します。職歴には、勤務先の会社名、部署名、職種、そして具体的な業務内容を簡潔に記載しましょう。職歴の詳細説明として「職務経歴書」の作成も忘れずに。学歴・職歴においては誤った情報を記入しないよう、チェックしながら書くことを意識してください。
2-3.志望動機と自己PRの書き方
志望動機と自己PRの欄は、採用担当者が特に重視する項目です。志望動機には、志望する理由や採用後どのように貢献できるかを記入します。具体的には、応募先の魅力や、自分のキャリアビジョンと合致する点を強調するとよいでしょう。自己PRには、自分の強みやこれまでの経験で得たスキルを具体的に記載します。採用担当者に「この人を採用したい!」と思わせることができる重要な項目です。
2-4.資格・免許欄の書き方
資格・免許欄には、取得した資格や免許の名称と取得年月を記載します。また、特に重要な資格については、職務経歴書でも補足説明を加えると効果的です。
03.実際の履歴書作成のステップ
3-1.テンプレートの活用
履歴書の作成時には、まずテンプレートを活用することをおすすめします。厚生労働省が推奨している履歴書のテンプレートをダウンロードすることで、基本的な構成や記載項目を網羅できるため、初めて履歴書を書く方でもスムーズに作成ができます。また、求人情報に合わせたテンプレートもWEBサイトやスマートフォンアプリで多数提供されていますので、自分の職種や経験に合ったものを選びましょう。
3-2.清書と見直し
履歴書を書く際は、何度も書き直す手間が発生しないよう、あらかじめ下書きを用意しておきましょう。下書きを見ながら清書し、誤字脱字や記入漏れがないかチェックしながら慎重に書くことが大切です。清書の際には、封筒に入れる前にもう一度全体を確認し、特に日付などの細かい部分が未記入にならないよう注意してください。また、字の見た目も整えて、相手側が読みやすくすることも履歴書作成の重要な要素です。
04.採用担当者に好印象を与えるためのポイント
4-1.見た目の整え方
履歴書の見た目を整えることは、採用担当者に好印象を与えるための基本部分です。まず、折れ目や汚れがない履歴書用紙を用意し、書き込みは黒インクのペンで丁寧に行いましょう。見本などを参考にしながら、整ったレイアウトにすることが大切です。また、書き終えたら必ず見直しを行うようにしましょう。
4-2.内容の工夫
履歴書の内容を工夫することで、採用担当者に強く印象付けることができます。志望動機や自己PRは、具体的な事例や成功体験を交え、自分の強みや熱意を伝えるようにしましょう。過去の職歴や現在の職種で培ったスキルや経験も具体的に記述することで、応募先が求める人物像に近いことをアピールできます。また、資格・免許欄では職務経歴書と連携させ、信頼感を増す工夫も有効です。
採用担当者は多くの履歴書を見比べているため、見た目と合わせて内容の工夫をすることで、他の応募者との差別化を図ることができます。
05.志望動機のNGポイント
▼志望動機のNG例
➀具体性がなく、表面的な内容
「貴社の理念に共感をしたため」「業界シェア率№1のため」などの理由だけを伝えると、表面的な部分しか興味がないイメージを与えてしまう恐れがあります。「貴社の●●という理念に共感を受け、日々の業務で●●を実践しながら前職のスキルを活かしたい」のように採用担当者を納得させる具体的な理由を盛り込みましょう。
②受け身の姿勢
「貴社で学びたいです」「貴社で多くのスキルを身につけたいです」といったフレーズは採用担当者に”受け身な姿勢”と印象を与える可能性があります。
「今まで培ってきた経験とスキルを活かして貴社の業務に貢献したい」のような自発的な姿勢をアピールしましょう。
06.履歴書の作成に時間をかけたくない場合
履歴書作成は準備から作成まで丁寧に行う必要があり、何枚も作成するとなると、かなりの時間を要します。「履歴書に時間をかけたくない」「すぐに働きたい」という方は、履歴書不要の求人がおすすめ。jobチケットでは履歴書なしで応募からその他の手続きも”スマホ一台”で完結します。簡単な操作だけで効率よく働きたい方は、ぜひjobチケットからご応募ください!
07.まとめ
採用担当者は資格などの情報を基にその人物の能力や適性を判断するため、転職活動において履歴書は非常に重要な役割を果たします。使用するフォーマットやNGワードに注意しながら完璧な履歴書を作成し、希望する仕事に就くための第一歩を踏み出しましょう。